Commit 683a3532 by Alexander Makarov

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ユーザからのデータ取得
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* **翻訳未着手** [フォームを作成する](input-forms.md)
* **翻訳未着手** [入力を検証する](input-validation.md)
* **翻訳未着手** [ファイルをアップロードする](input-file-upload.md)
* [フォームを作成する](input-forms.md)
* **翻訳** [入力を検証する](input-validation.md)
* **翻訳** [ファイルをアップロードする](input-file-upload.md)
* **TBD** [複数モデルのためのデータ取得](input-multiple-models.md)
......
フォームを扱う
==============
> Note|注意: この節はまだ執筆中です。
Yii においてフォームを使用する主たる方法は [[yii\widgets\ActiveForm]] によるものです。
フォームがモデルに基づくものである場合はこの方法を優先すべきです。
これに加えて、[[yii\helpers\Html]] にはいくつかの有用なメソッドがあり、通常は、あらゆるフォームにボタンやヘルプテキストを追加するのに使うことが出来ます。
モデルに基づくフォームを作成する場合、最初のステップは、モデルそのものを定義することです。
モデルは、アクティブレコードクラス、あるいは、もっと汎用的な Model クラスから派生させることが出来ます。
このログインフォームの例では、汎用的なモデルを使用します。
```php
use yii\base\Model;
class LoginForm extends Model
{
public $username;
public $password;
/**
* @return array 検証規則
*/
public function rules()
{
return [
// username と password はともに必須
[['username', 'password'], 'required'],
// password は validatePassword() によって検証される
['password', 'validatePassword'],
];
}
/**
* パスワードを検証する
* このメソッドがパスワードのインライン検証に使用される
*/
public function validatePassword()
{
$user = User::findByUsername($this->username);
if (!$user || !$user->validatePassword($this->password)) {
$this->addError('password', 'Incorrect username or password.');
}
}
/**
* 提供された username と password でユーザをログインさせる。
* @return boolean ユーザのログインが成功したかどうか
*/
public function login()
{
if ($this->validate()) {
$user = User::findByUsername($this->username);
return true;
} else {
return false;
}
}
}
```
コントローラはこのモデルのインスタンスをビューに渡し、ビューでは [[yii\widgets\ActiveForm|ActiveForm]] ウィジェットが使われます。
```php
use yii\helpers\Html;
use yii\widgets\ActiveForm;
<?php $form = ActiveForm::begin([
'id' => 'login-form',
'options' => ['class' => 'form-horizontal'],
]) ?>
<?= $form->field($model, 'username') ?>
<?= $form->field($model, 'password')->passwordInput() ?>
<div class="form-group">
<div class="col-lg-offset-1 col-lg-11">
<?= Html::submitButton('ログイン', ['class' => 'btn btn-primary']) ?>
</div>
</div>
<?php ActiveForm::end() ?>
```
上記のコードでは、[[yii\widgets\ActiveForm::begin()|ActiveForm::begin()]] がフォームのインスタンスを作成するだけでなく、フォームの開始をマークしています。
[[yii\widgets\ActiveForm::begin()|ActiveForm::begin()]] と [[yii\widgets\ActiveForm::end()|ActiveForm::end()]] の間に置かれた全てのコンテントが `<form>` タグによって囲まれます。
その他のウィジェットと同じように、ウィジェットをどのように構成すべきかに関するオプションを指定するために、`begin` メソッドに配列を渡すことが出来ます。
この例では、追加の CSS クラスと要素を特定するための ID が渡されて、開始 `<form>` タグに適用されています。
フォームの中で、フォームの要素を作成するために、ActiveForm ウィジェットの [[yii\widgets\ActiveForm::field()|ActiveForm::field()]] メソッドが呼ばれています。このメソッドは、要素のラベルと、適用できる JavaScript の検証メソッドがあれば、それらも追加します。
このメソッドの呼び出し結果を直接にエコーすると、結果は通常の (text の) インプットになります。
出力結果をカスタマイズするためには、このメソッドの呼び出しに追加のメソッドをチェーンします。
```php
<?= $form->field($model, 'password')->passwordInput() ?>
// または
<?= $form->field($model, 'username')->textInput()->hint('お名前を入力してください')->label('お名前') ?>
```
これで、フォームのフィールドによって定義されたテンプレートに従って、`<label>``<input>` など、全てのタグが生成されます。
これらのタグを自分で追加するためには、`Html` ヘルパクラスを使うことが出来ます。
HTML5 のフィールドを使いたい場合は、次のように、インプットのタイプを直接に指定することが出来ます。
```php
<?= $form->field($model, 'email')->input('email') ?>
```
モデルの属性を指定するためには、もっと洗練された方法を使うことも出来ます。
例えば、複数のファイルをアップロードしたり、複数の項目を選択したりする場合に、属性の名前に `[]` を付けて、属性が配列の値を取り得ることを指定することが出来ます。
```php
// 複数のファイルのアップロードを許可する
echo $form->field($model, 'uploadFile[]')->fileInput(['multiple'=>'multiple']);
// 複数の項目をチェックすることを許可する
echo $form->field($model, 'items[]')->checkboxList(['a' => 'Item A', 'b' => 'Item B', 'c' => 'Item C']);
```
> **tip**|**ヒント**: 必須フィールドをアスタリスク付きのスタイルにするために、次の CSS を使うことが出来ます。
>
```css
div.required label:after {
content: " *";
color: red;
}
```
一つのフォームで複数のモデルを扱う
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時として、一つのフォームで同じ種類の複数のモデルを扱わなければならないことがあります。
例えば、それぞれが「名前-値」の形で保存され、`Setting` モデルとして表される複数の設定項目を扱うフォームです。
以下に、これを Yii で実装する方法を示します。
コントローラアクションから始めましよう。
```php
namespace app\controllers;
use Yii;
use yii\base\Model;
use yii\web\Controller;
use app\models\Setting;
class SettingsController extends Controller
{
// ...
public function actionUpdate()
{
$settings = Setting::find()->indexBy('id')->all();
if (Model::loadMultiple($settings, Yii::$app->request->post()) && Model::validateMultiple($settings)) {
foreach ($settings as $setting) {
$setting->save(false);
}
return $this->redirect('index');
}
return $this->render('update', ['settings' => $settings]);
}
}
```
上記のコードでは、データベースからモデルを読み出すときに `indexBy` を使って、モデルの ID でインデックスされた配列にモデルを代入しています。
このインデックスが、後で、フォームフィールドを特定するために使われます。
`loadMultiple` が POST から来るフォームデータを複数のモデルに代入し、`validateMultiple` が全てのモデルを一度に検証します。
保存するときの検証をスキップするために、`save` のパラメータに `false` を渡しています。
次に、`update` ビューにあるフォームです。
```php
<?php
use yii\helpers\Html;
use yii\widgets\ActiveForm;
$form = ActiveForm::begin();
foreach ($settings as $index => $setting) {
echo Html::encode($setting->name) . ': ' . $form->field($setting, "[$index]value");
}
ActiveForm::end();
```
ここで全ての設定項目について、それぞれ、名前と値を入れたインプットをレンダリングしています。
インプットの名前に適切なインデックスを追加することが肝腎です。
というのは、`loadMultiple` がそれを見て、どのモデルにどの値を代入するかを決定するからです。
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