Commit fc7eb82c by Nobuo Kihara

docs/guide-ja/output-client-scripts.md - added [ci skip]

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......@@ -101,7 +101,7 @@ All Rights Reserved.
* **TBD** [並べ替え](output-sorting.md)
* [データプロバイダ](output-data-providers.md)
* [データウィジェット](output-data-widgets.md)
* **翻訳中** [クライアントスクリプトを扱う](output-client-scripts.md)
* [クライアントスクリプトを扱う](output-client-scripts.md)
* **翻訳中** [テーマ](output-theming.md)
......
クライアントスクリプトを扱う
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> Note|注意: この節はまだ執筆中です。
### スクリプトを登録する
[[yii\web\View]] オブジェクトに対してスクリプトを登録することが出来ます。
このための専用のメソッドが二つあります。
すなわち、インラインスクリプトのための [[yii\web\View::registerJs()|registerJs()]] と、外部スクリプトのための [[yii\web\View::registerJsFile()|registerJsFile()]] です。
インラインスクリプトは、設定のためや、動的に生成されるコードのために有用なものです。
次のようにして、これらを追加するメソッドを使うことが出来ます。
```php
$this->registerJs("var options = ".json_encode($options).";", View::POS_END, 'my-options');
```
最初の引数は、ページに挿入したい実際の JS コードです。
二番目の引数は、スクリプトがページのどの場所に挿入されるべきかを決定します。
取りうる値は以下のとおりです。
- [[yii\web\View::POS_HEAD|View::POS_HEAD]] - head セクション。
- [[yii\web\View::POS_BEGIN|View::POS_BEGIN]] - 開始の `<body>` の直後。
- [[yii\web\View::POS_END|View::POS_END]] - 終了の `</body>` の直前。
- [[yii\web\View::POS_READY|View::POS_READY]] - ドキュメントの `ready` イベントで実行するコード。これを指定すると、[[yii\web\JqueryAsset|jQuery]] が自動的に登録されます。
- [[yii\web\View::POS_LOAD|View::POS_LOAD]] - ドキュメントの `load` イベントで実行するコード。これを指定すると、[[yii\web\JqueryAsset|jQuery]] が自動的に登録されます。
最後の引数は、スクリプトのユニークな ID です。これによってコードブロックを一意に特定し、同じ ID のスクリプトが既にある場合は、新しいものを追加するのでなく、それを置き換えます。
ID を指定しない場合は、JS コードそれ自身が ID として扱われます。
外部スクリプトは次のようにして追加することが出来ます。
```php
$this->registerJsFile('http://example.com/js/main.js', ['depends' => [JqueryAsset::className()]]);
```
[[yii\web\View::registerJsFile()|registerJsFile()]] の引数は [[yii\web\View::registerCssFile()|registerCssFile()]] のそれと同じです。
上記の例では、`main.js` ファイルを `JqueryAsset` に依存するものとして登録しています。
これは、`main.js` ファイルが `jquery.js` の後に追加されるようになることを意味します。
この依存関係を指定しない場合は、`main.js``jquery.js` の相対的な順序は未定義となります。
[[yii\web\View::registerCssFile()|registerCssFile()]] と同じように、外部 JS ファイルを登録するのに [[yii\web\View::registerJsFile()|registerJsFile()]] を使わずに、[アセットバンドル](structure-assets.md) を使うことが強く推奨されます。
### アセットバンドルを登録する
既に述べたように、CSS と JavaScript を直接に使う代りにアセットバンドルを使うことが望まれます。
アセットバンドルを定義する方法の詳細は、ガイドの [アセットマネージャ](structure-assets.md) の節で知ることが出来ます。
既に定義されているアセットバンドルを使うことについては、次のように非常に簡明です。
```php
\frontend\assets\AppAsset::register($this);
```
### CSS を登録する
[[yii\web\View::registerCss()|registerCss()]] またはr [[yii\web\View::registerCssFile()|registerCssFile()]] を使って CSS を登録することが出来ます。
前者は CSS のコードブロックを登録し、後者は外部 CSS ファイルを登録します。
例えば、
```php
$this->registerCss("body { background: #f00; }");
```
上記のコードは、以下の内容をページの head セクションに追加する結果となります。
```html
<style>
body { background: #f00; }
</style>
```
`style` タグに追加のプロパティを指定したい場合は、三番目の引数として「名前-値」のペアの配列を渡します。
`style` タグが一つだけになることを保証する必要がある場合は、メタタグの説明で言及したように、4番目の引数を使います。
```php
$this->registerCssFile("http://example.com/css/themes/black-and-white.css", [
'depends' => [BootstrapAsset::className()],
'media' => 'print',
], 'css-print-theme');
```
上記のコードは、ページの head セクションに CSS ファイルへのリンクを追加します。
* 最初の引数が登録されるべき CSS ファイルを指定します。
* 二番目の引数は、結果として生成される `<link>` タグの HTML 属性を指定するものです。
ただし、`depends` オプションは特別な処理を受けます。
このオプションは、この CSS ファイルが依存するアセットバンドルを指定するものです。
この例では、依存するアセットバンドルは [[yii\bootstrap\BootstrapAsset|BootstrapAsset]] です。
これは、この CSS ファイルが、[[yii\bootstrap\BootstrapAsset|BootstrapAsset]] に含まれる CSS ファイルの *後* に追加されることを意味します。
* 最後の引数は、この CSS ファイルを特定するための ID を指定するものです。
指定されていない場合は、CSS ファイルの URL が代りに ID として使用されます。
外部 CSS ファイルを登録するためには、[[yii\web\View::registerCssFile()|registerCssFile()]] を使うのではなく、[アセットバンドル](structure-assets.md) を使うことが強く推奨されます。
アセットバンドルを使うと、複数の CSS ファイルを結合して圧縮することが可能になります。
トラフィックの多いウェブサイトではそうすることが望まれます。
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